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保育教諭

子どもたちと一緒に
自分自身も成長していきます

山本琴葉さん
静岡市立有度北こども園保育教諭
（保育学部保育学科 2016年度卒業）

テレビ番組／SPECIAL Contents

子どもたちと思いを共有しつつ職員のレベルアップにも尽力

静岡市立有度北こども園で、年少の3歳児クラスの担任をしています。個性豊かな子どもたちと一緒に、身近な自然に全身で触れて遊ぶ毎日です。花や葉っぱを使った色水遊びや、砂場での川や山作り、泥んこ遊び等々。楽しむ中で、一緒に新しいことを発見したり、考えさせられたりと、様々な思いを共有して過ごしています。

研修主任になってからは、他の職員と共により良い教育保育を目指すため、園内研修を計画し実行する役割も果たしています。各クラスの保育や園庭環境を皆で理解・共有した上で、職員の話し合いの場を定期的に設けて、園全体で子どもたちひとりひとりの成長を支えています。

在学中のテニスコーチ経験が今の保育にも活きています

小学生の頃から保育に携わるのが夢だったので、地元の4年制大学で保育系の就職率も高い常葉大学を選びました。独自の奨学金制度があり負担を軽減できたのも理由の1つです。

在学中は基礎からじっくり学べました。どんなことをしたら子どもたちが楽しんでくれるのか考えたり、実際にやってみて反省点を次に活かしたりと、貴重な時間でした。

とりわけ良い経験となったのは、テニス部の先輩の勧めで富士市のテニスクラブのコーチを4年間務めたことです。園児から大人まで様々な年代のクラスでテニスの技術や楽しさを伝えていました。特にキッズクラスでは、園児たちが体力作りや身体を動かす楽しさを感じられるように声かけを工夫していました。まず目標を立て、見通しを持ってレッスンを組み立て、子どもとの接し方や伝え方を考えながら活動した経験は、今も日々の保育を組み立てていく上でとても役に立っています。

子どもたちの言葉や笑顔ががんばる活力に

保育の仕事は大変なこともたくさんありますが、子どもたちの言葉や笑顔に元気をもらい、がんばる活力にしています。目の前の子どもたち一人一人と向き合いながら、一緒に面白がり、毎日を楽しく過ごしていくことを、今もこれからも大切にしていきたいですね。また、保護者の皆さんとも子どもたちの成長する姿を喜び合い、信頼してもらえる保育者になりたいと思っています。

子どもたちに「こども園楽しい！面白い！だいすき！」と思ってもらえるよう、子どもたちと一緒に自分自身も成長しながら、これからも保育をしていきます。